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ブラックリストとは?

個人再生についてよくある疑問に回答しています。このページでは「ブラックリストとは何か?」について調べています。

『ブラックリスト』という言葉の持つ意味は、使われる場所によって異なります。例えばお店の場合『出入り禁止』を意味し、職場の場合は『勤務態度の悪さ』を意味するなど、多彩です。

個人再生について考える場合、『ブラックリスト』はまずクレジットカードに紐付けられます。店舗などでカードを提示したところ「使用できません」という返答なら、あなたはブラックリストに載ってしまっているのです。

また大きな買い物の際「ローンを組みたい」と申し出たところ「あなたは組めません」という返答なら、やはりブラックリストに載ってしまっている可能性があります。

提示しているのはどこなのか

もし同じクレジットカードを提示し「A店では使えないと言われたが、B店では大丈夫だった」という場合、店側がそれぞれにブラックリストを作成していることになります。しかし、実際にA店でクレジットカードを使えなかった人は、恐らくB店でも同様の結果となります。

また「C社のカードがダメなら、D社のカードを使ってみよう」と考えても、無駄でしょう。

つまり、それぞれの店やカード会社が「ブラックリストを共有している」のです。その大元はを提示しているのはどこなのでしょうか?それは『信用情報機関』です。

信用情報機関とは

加盟する会員(会社)から登録された信用情報を管理提供することで、スムーズな取引実現をサポートしている会社。

いくつかの信用情報機関が存在しているが、大手の銀行やクレジットカード会社はいずれかに加盟しており、情報の信用性は高い。

ブラックリストにはなぜ載るか、載ったらどうなるのか

信用情報機関というフィルターに引っかかってしまうマイナス情報は、ずばりカードやローンに関する『返済の遅れ』です。定められた契約に則った支払いができなかった者は、ブラックリストに載ってしまうのです。

また「何らかの理由で個人再生を行った」というマイナス情報も、隠ぺいすることは不可能でしょう。

一度ブラックリストに載ってしまった人は、カードやローン支払いにおける信用を失います。永遠というわけではありませんが、一定期間、カードの使用や新たな借入はできなくなるでしょう。

具体的な期間ですが「支払予定日より、数ヶ月間支払いが遅れてしまった」という事故情報は、5年間も登録され続けてしまいます。

また「個人再生をした人物」という事故情報は5~10年間登録され続けます。この期間内は、カード使用や新たな借入はできないと、あらかじめ理解しておきましょう。

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